• 2008-05-04 13:31:08
  • 色を見るには?
私たちは普段、様々な物の色を目にしています。
ところで、この色とは何でしょうか?
ここでは色の基礎をお話していきます。
 
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色は太陽や明かりがなければ見えないことから、色は「光」だ、と言われます。
ものが見えるためには適当な量と範囲の光が必要です。
ちょっと想像してみてください。
晴れた昼間では…物の色や形がはっきり分かるのに対して、
月も出ていない真っ暗な夜では…物の色や形はぼんやりとしか分かりませんね。
光がなければ、私たちはものを見ることができないのです。

では、この光とは何でしょうか。
光は、宇宙から降り注ぐ「電磁波」の一種といわれています。
電磁波とは、電磁場の周期的な変化が真空中や物質中を伝わる横波です。

電磁波には色々な種類があります。
波長が短いものから順番に、
●宇宙線(宇宙空間に存在する高エネルギーの放射線)
●ガンマ線(医療・工業などに利用される、物を透過する力が非常に強い放射線)
●エックス線(医療などに利用される放射線、レントゲン線)
●紫外線(太陽光中にあるが目には感じない光線、日焼けの原因)
●可視光線(肉眼で感じる電磁波)
●赤外線(空気中の透過力が大きく、写真や通信などに利用される)
●電波(赤外線以上の波長を持つもので、特に電気通信に利用される)
などがあります。
そして、私たちが光として感じることのできるのが可視光線(380〜780*nm)です。
電磁波全体からすれば、可視光線はほんの一部ですね。
しかし、そのわずかな波長の違いを、私たちは色の違いとして敏感に感じ取っています。

たとえば、
400nm付近は紫
550nm付近は緑
600nm付近は橙
700nm付近は赤
という具合です。

私たちが普段目にする多く物の色は、その物を照らしている光のどの波長部分を反射や吸収するのか?によって決まってきます。



*nm:ナノメーター(ナノは10億分の1という意味)


●KLEIO  http://klei-o.com

  • 2008-04-25 22:10:21
  • 五月には青色を浴びて
心と体が渇いていると感じたら、〈青〉を意識してみては?

新年度ももうすぐ1カ月を迎えようとしていますね。
周りに対して構えていた気持ちも、少しずつほぐれてきたのではないでしょうか。
でも、頑張りすぎてそろそろ疲れてきてはいませんか?

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カラーセラピーという、色彩から受ける心理的効果を利用した療法手段があります。
青は空や海に代表されるように、人々の心をなごませ、崇高の念を感じさせる色です。
また、理知的、理性的、平和の象徴でもあります。
私たちの心に「潤い」を与えてくれるのが「青のセラピー」といえます。

空を見たり、ブルーの服を着てみたり、部屋に青色の小物を飾ってみたり…。

アイデア次第で青のセラピーは手軽に取り入れることができますが、とくにおすすめなのは「水族館」です。
ここは水生動物が暮らす「水」という環境も多彩です。
水族館は青の宝庫なのです。

さて、本来透明な水が、海や湖、川などで青く見えるのは、光の「波長」によって起こるからだと言われています。
波長の短い光は青く見え、波長の長い光は赤く見えます。
水には赤色に見える長さの波長の光を吸収する性質があり、残った青い光のみが水中の異物に当たって散乱するために、水は青くなるのです。

気候、海水の成分、水深、海底の状況、見る角度などによって様々に変わる水の青。
水族館ではそれらを臨場感たっぷりに演出しています。

浅い海では、明るい青…
深い海では、濃い青…
海底では、漆黒のような青…

そして、心理的には、明るい青は「解放」や「自由」などを、
濃い青は「冷静」や「荘厳さ」などを、
漆黒のような青は「未知なるものや「畏敬」などを、
それぞれ意味しています。

気になる青があったなら、それぞれが持っている特別なメッセージを、気付かないうちに心身が欲しているのかもしれません。
そのときは、その青をいっぱいに浴びて、「水分補給」をしてみましょう。

お疲れさま、のごほうびに、五月に〈青〉はいかがですか。

DSC00827.JPG

  • 2008-04-07 20:35:44
  • 五感ブランディング
KleioにてBlogおよび、五感分析統括をしているTM です。

人間は五感を使って、何かを感じたり、さまざまな情報を受け取ったり、
それを記憶して、そこから新たなものに加工、または創造していくことができます。

クレイオでは意識、無意識に関わらず、人間か五感を通して得られる情報を、
分析、研究し続けています。
ここではそのいくつかの切り口をここで紹介していきます。

ご興味のある方、こんな題材を取り上げてほしい、などありましたら、
下記にメールでお問い合わせください。

お問い合わせ先: E-Mail: blog@klei-o.com
(件名を”From Blog Reader"にして送信をしてください。)

ブログ担当:   TM 宛


  • 2008-04-01 01:41:45
  • 「桜らしさ」のコツ
春を告げるように、里で、河辺で、公園で、街中でー

あちこちで一斉に桜が咲き出しましたね。
街にも「桜」と名付けられた期間限定商品が、お店のあちこちで咲き誇っています。

桜は、心に潤いをもたらすような官能的な商品に使われることが多いようです。
ワクワク、ドキドキするような気持ちを「桜のイメージ」を上手に使って、商品に加えているのでしょう。

では、桜のイメージとはどんな「桜らしい」色で表されるのでしょうか?
今回は色彩心理からそうした「桜らしさ」のコツをのぞいてみましょう。

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たとえば、桜餅や桜色のわらび餅、シフォンケーキやシュークリーム、桜をイメージした焼酎やワイン、桜の香りの芳香剤や入浴剤、桜がテーマの楽曲など…。
「桜」と名付けられた商品を見てみると、こんな色が多く使われています。

〈むらさきみのピンク〉 〈やわらかいむらさきみのピンク〉 〈ピンク〉

全体的に、桜の花には〈ピンク〉や〈紫〉系がよく見られます。
ピンクは「かわいい」「愛」「恋」などのロマンティックなイメージが、紫は「エレガント」「優しい」「柔らかい」などの優美なイメージがあります。
商品の説明文にも「やさしい」、「ほのかな」などの女性的な言葉がよく使われていることから、「桜」→〈ピンク〉、〈紫〉→「やさしい」、「ほのかな」、というイメージのつながりがありそうです。

しかし、実際の桜の花は〈ピンク〉、〈紫〉系とはいえ、はっきりとした色ではありません。
桜の種類や状態にもよりますが、「がく」は〈にぶいあかむらさき〉、「つぼみ」は〈うすいピンク〉、そして「花びら」はほとんど〈白〉に近い色なのです。 

本物の桜の色より桜商品の方がずっとカラフルなのは、私たちの頭の中の「記憶色」と関係があると考えられます。

記憶色とは、たとえば空の〈青〉、葉っぱの〈緑〉など、私たちにとってお馴染みのものを思い浮かべるとき、そこについている色のことをいいます。
この記憶色は、実際の色よりも明るさや鮮やかさが増し、色みもより一般的な色に変わってしまうことが多いのです。

頭の中の、空の〈青〉や葉っぱの〈緑〉は、本物よりも明るく鮮やかで、色みも一般的になってしまう、というわけです。
同様に、頭の中の桜の色も、本物よりも明るく鮮やか、一般的な色みに、つまり〈ピンク〉や〈紫〉として記憶されるのでしょう。

多くの桜商品に使われる色は、実際の桜の色とは違います。
しかしそれは私たちの記憶のはたらきを見越したカラーデザインだともいえます。
そうした色と、色の象徴的なメッセージといったまとまりが、「桜らしい」色を作り出すと考えられます。

春を告げる「桜らしさ」のコツは、現実とイメージの世界が共存する処にあるのかもしれません。

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〈まとめ〉
●桜は、心に潤いをもたらすような官能的な商品に多く使われます。
●記憶色は、実際の色よりも明るさや鮮やかさが増し、色みもより一般的な色に変わることが多いです。
●桜「らしさ」とは、現実とイメージの世界が共存する処にあるのかもしれませんね。


さくら茶.jpg
ワイン.jpg
桜餅.jpg

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