• 2008-06-27 08:56:20
  • 「エコ」の多様性
テレビや新聞、インターネットなどでも毎日情報が流れ、ますます私たちにとって身近かな話題になっている、エコ、という言葉。
エコ活動、エコライフ、エコバッグ…
エコ〇〇と使うとき、環境と人に優しいというニュアンスで用いられているようですが、みなさんはエコについてどのように感じていますか?

財団法人日本ファッション協会と財団法人日本色彩研究所は、「エコロジカルな姿勢や生活のシンボル」として、こんな色を提案しています。

"エコ・グリーン"
10GY6.5/11(マンセル値)
   (ストロング・イエローイッシュグリーン) 
   (CMYK参考値: 70,0,80,0)

エコをうたっている商品などには緑が多く使われるため、今では何となくこのようにエコ=緑、というイメージを持つ人も少なくないのかもしれません。

しかし、生命力、癒しなどをイメージさせる自然の色を、生活の中に取り込みたいという関心は、以前から社会状況と密接な関係性において高まっていったようです。

日本では、1960年代末から70年代始めにかけて公害問題が深刻化し、反公害からの自然志向や環境保全意識が高まりを見せるようになった頃、ナチュラルカラー(自然の色)やアースカラー(地球・大地の色)と呼ばれる色が流行色になりました。
ナチュラルカラーは、主に木材や石材、天然繊維などの自然素材に見られるような白っぽい色やベージュにかけての色を指します。
アースカラーは、主に大地や土、岩、砂などに見られるような赤からオレンジ、イエローっぽい、茶色を指します。
やがて、地球環境サミットが開催されるなどした90年代に入ってからは、これらナチュラルカラーやアースカラーをエコロジーカラーとも呼ぶようになりました。
そして、エコロジーカラー(生態系や生態環境に見られる色)という語になると、自然の生態系の色として森林や、空や海の色を指して使われることも多くなり、緑や青といった色相も指すようになったのです。

現在、エコ関連の商品は青や緑など、自然が表わす色を基調としながらも、それだけにとどまらない様々なカラー展開もされてきています。
それは、「エコ」の価値も実は多様であるという証拠なのかもしれませんね。


エコ・グリーン.jpg

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