• 2008-05-25 22:48:34
  • スポーツに見られる色彩の効果
2008年はオリンピックイヤー。
8月に開催を控え、日に日にオリンピックムードが高まってきていますね。
またこの季節に、スポーツで心地よい汗を流す人も増えてきたのではないでしょうか?
そこで、今回はスポーツと色彩の関係についてお話したいと思います。

さて、最近のスポーツ用品には《青》が多用されているのにお気づきでしょうか?
従来は深緑色だった卓球台や、赤茶色というイメージの強かった陸上競技用トラックや跳び箱などは《青》。
柔道着にも《青》が使われています。
サッカー日本代表チームのユニフォームも、「samurai blue」。

先月に《青》はリラックス効果があるとお話ししましたが、
どうしてスポーツにも《青》なのでしょうか。
ちょっと不思議な感じがしますよね?

実はスポーツに《青》が用いられるのは、「見やすさ」、「集中」、「イメージ」などの効果があるためと考えられます。

「見やすさ」は、スピードや正確さを争う競技ではとても重要な要素です。
一般的には赤やオレンジなどが見やすいと言われていますが、実際の見やすさは、背景となる色彩とのコントラストによってもたらされるものです。
たとえば、卓球で使うピンポン玉は黄や白が定番ですが、これらを見やすくするのは、コントラストの大きい《青》が適していると考えられます。

「集中」は、冷静な判断を必要とするスポーツに重要な要素です。
《青》が持つ鎮静作用という心理効果を利用して、落ち着きや精神統一を促します。
たとえば、陸上競技用トラックや跳び箱などに適していると考えられます。
また、エクササイズをしながら自分の心身を強く意識させるヨガやピラティスとも相性が良い色かもしれません。

「イメージ」は、競技の成績とはちょっと違いますが、スポーツを盛り上げるのに重要な要素です。
色彩はそこから連想される事物や象徴物を表しますが、そうした付加価値をスポーツに与えることによって、スポーツをよりドラマティックにさせるようです。
たとえば、サッカー日本代表チームのユニフォームに使われている《青》は、スピード感やさわやかさを表すとともに、空や海など、日本の国土を象徴する色として使われているのだそうです。
また、「samurai blue」という名前も、まさに日本人の心意気を象徴するものですよね。


スポーツに色彩の作用を上手に活かすことで、より充実したスポーツライフを送ることができそうです。


まとめ
スポーツに使われる《青》には「見やすさ」、「集中」、「イメージ」などの効果があると考えられます。


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