• 2009-12-21 22:28:07
  • 感覚を遊ぶ –こころとは 編-
私たちが嬉しいとか、悲しいと感じるのはなぜでしょうか?
それは人間が「こころ」を持っているからだと言われます。
こころは人間らしい生活を営むために不可欠なものです。
それではこころとは何でしょうか?
それは、情緒的なものだけでなく、感覚や、考えるとかおぼえるというような知的な機能とともに成り立っているものです。

* * * * * *

たとえば、子どもの頃に訪れた場所に再び訪れて「なつかしいなぁ」と感じることがあるのではないでしょうか。
そんなとき私たちはその場所を眺めてその場所を認識しています。
そしてその場所が記憶のどこかにしまわれている、子どもの頃に訪れた場所とほぼ同じだと認めると「なつかしいなぁ」と感じるのです。

このとき感覚は、たとえば視覚を使って場所の認識をしています。
そして記憶という機能を使って過去に見た場所との照合作業をしています。

もっといえば、「そこに行こう」と決めた時点で、私たちはすでに記憶の世界に入り込んでいるのかもしれません。

私たちが嬉しい、悲しいなどと感じたり、考えたりおぼえたりということは、多くの場合、外の世界を知ることからはじまります。
外の世界とは、周囲の景色や人の顔、音楽などさまざまなものがあります。
さらに手触り(触覚)、味(味覚)、匂い(嗅覚)といった感覚も世界を知るのに必要な要素です。
そうした世界を理解し、認識されたものに対してさまざまな推論や思考をフル回転させ、判断する必要があります。
こうした認識のプロセスでは、さまざまな記憶のはたらきを総動員させることが必要です。

こうした外界の認識からの行動への一連の流れは、一種の情報処理の流れとしてとらえることができます。
この流れの中にはさまざまな機能の要素が含まれています。
視覚、聴覚といった感覚の機能、言語的な機能、記憶の機能、さらにそうしたものを統合していく推論、思考の機能、そして行動を起こすための運動制御のはたらきが含まれています。
私たちの心のはたらきは、さまざまな要素からなる、一連の情報処理だと言えます。

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私たちの感覚も、こころにつながる重要な要素。
他にも、こころとつながる重要な要素があります。
次回は、それらがこころがどのようにつながっているのかもう少し見ていきたいと思います!

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