• 2009-11-26 23:16:37
  • シアワセを味わうお菓子の世界 -クリスマスケーキと色 編-
先週までコーヒー文化を歩いてきましたが、コーヒーに欠かせないのがあまーいお菓子。
今回からはシアワセ気分になれるスウィーツにまつわるお話をしていきたいと思います。
今週は、もうすぐやってくるクリスマス…ということで、クリスマスケーキの話題です!

* * * * * *

約1ヶ月後に控えたクリスマス。
デパートのスウィーツコーナーなどは一足先にクリスマスムードで彩られています。

クリスマスは、キリストの降誕記念日のことで、300年頃ローマ教皇が12月25日と決めたとされています。

クリスマスには、クリスマスを象徴するとくべつな色があります。
赤、緑、白、金、銀の5色。
これらの色は、本来はキリスト教の思想に繋がっています。

赤は、尊い愛。
キリストが十字架に架けられたときに流した血の色で、何よりも尊いとされることに由来しています。

緑は、永遠の命。
一年中緑を保つ、常緑樹の色で、キリスト教の教えが時代を超えて永遠に受け継がれて欲しいという願いが込められています。

白は、神の色、潔い心。
キリストが誕生した日の雪の降る様子を表しています。

金と銀は、豊かな輝き。
キリストが生まれたとき、羊飼いや哲学者が金銀の財宝を持って現れたことの象徴です。

それとは別に、サンタクロースの色として知られている、赤。
サンタクロースはもともと4世紀に活躍していたトルコの聖ニコラスという司教に由来しています。
人々はニコラスを、司教服にちなんだ赤い服と赤いずきん、長靴ばきのおじいさん、いわゆるサンタクロースとして親しんできました。

さて、クリスマスにケーキを食べる習慣は世界各地であり、
それぞれの文化に合った様々なクリスマスケーキがあります。
私たち日本人の多くが真っ先に思い浮かべるのは、丸型のスポンジケーキのショートケーキではないでしょうか。

イチゴの、赤。
抹茶やピスタチオの、緑。
生クリームや粉糖、ホワイトチョコレートの、白。
金箔やアラザンの、金銀…。

日本のクリスマスケーキは、赤、緑、白、金、銀でできたクリスマスの色がぎゅっと詰まっていますよね。
私たちは「クリスマス」を色で象徴化しているのでしょう。

クリスマスカラーの象徴は、キリスト教の思想というよりも、クリスマスに抱く私たちの素直な期待や希望が表現されているようで、とても興味深いものです。


さらに見渡せば様々に輝くイルミネーションやお店のバナー、季節の植栽などで街全体も「デコレーション」されています。

クリスマスケーキと、街並み。

スケールは全く違いますが、共通の現象が表現されています。
クリスマスでは、その時期だけのとくべつな気分を楽しみたいもの。
それは自分で意識していたり、どこからともなく漂ってくるようなものだったりします。
クリスマスカラーの意味は文化によって様々にありますが、そうした季節感やとくべつ感を、色を使ってやんわりと作り上げている共通点はおもしろいですね。

クリスマスケーキ.png

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