• 2009-05-31 07:34:01
  • 梅雨がやってくる!
6月に入り、梅雨入りももう間近。
毎日のようにお天気のゆくえが気になる今日この頃です。
最近はいつでも手軽にお天気の情報を手に入れられるようになりましたが、昔は外の様子の変化を感じ取って、雨がやってくるのを察知していました。雨の気配に敏感になることは、いざというとき役に立つかも!?
今回はそんな雨の気配のお話です。

* * * * * *

■気配を感じること
気配という言葉は、漠然と感じる物事や、何となく感じる雰囲気、空気のことを指します。
目に見える具体的なものというより、音やにおい、触り心地などから感じられる感覚のまとまりのことを意味します。
さらにはちょっとした言葉遣いや立ち振る舞いなどから受ける、人の品格のようなものも気配に含まれます。
他の人とうまくつきあっていくために、「空気を読む」ことは今も日本人にとって大きな関心事のひとつでしょう。
空気を読むことも、目に見えなくても全体的に漂う何かを感じ取ること。
実は,私たちは充分すぎるほど気配を感じる力を持っているのです。
お天気にだって、敏感にちょっとした変化に気づくことができるはず。
ただ、知りたいときに天気予報はお天気を教えてくれるので、わざわざ気配を感じる必要がないだけなのでしょう。
でも、本当はこんなところから雨がやってくるのを感じ取ってはいませんか?

■雨の匂い
雨がやってくるときにわき上がる、もわ〜とした匂い。
私たちが感じる雨の匂いはジオスミンと呼ばれる物質が関係しているようです。
ジオスミンは“大地の匂い”。
いわゆるカビ臭の原因物質です。
土壌中のバクテリア、水中の菌類などによって作られるものです。
私たちは、ジオスミンの匂いにとても敏感で、少しの量でもカビ臭を嗅ぎ分けることができます。
たとえ大きな公園や庭がなくても、ちょっとした自然さえあれば都会でも雨の匂いは感じられるのです。
どうやら、好きな人と嫌いな人とに分かれるようですが、自然をふっと思い出させてくれる不思議な匂いですよね。

■心身のサイン
雨がやってくるとき、いつもと調子が変わる人も少なくないのではないでしょうか。
体が重くなる、関節が痛む、下半身がむくむ、湿気で髪型が決まりにくい、憂鬱など…
雨によって心身に様々な不調が引き起されることが多くあります。
雨がやってくるときは、低気圧状態だったり、湿度が高かったり、昼間の気温が低かったり、どんよりとして全体的に暗いですよね。
体調の変化や気分の落ち込みはこれらが関係していると言われています。
雨が嫌いだという人は、こうした心身の不調を伴うからかもしれませんが、これも雨がやってくるときの大きなサイン。
こんなときは除湿を心がけ、できるだけリラックスに努めて、体を冷やさないようにしましょう。
雨が上がれば、爽やかな空気を吸えますから。

■お天気に関する言い伝え
日本にはお天気に関する言い伝えが各地に残っています。
たとえば、
□ アリが穴をふさぐと雨
□ カラスの帰りがおそいと翌日は雨
□ ツバメやスズメが低く飛ぶと雨
□ ネコが耳まで顔を洗うと雨
□ 変な虫が出ると雨
□ ミミズが道にでると雨
など…
これらはその土地で暮らしてきた人々の、長年の経験に基づいたものです。
生物の様子が変わると天気もやがて変わる。
信憑性はさておき、環境の変化を敏感に感じながら上手に生活してきた昔の人の知恵に教えられることが多いような気がします。

* * * * * *

雨の予報を事前に知らせてくれる、便利な傘も販売されている現代。
雨が降ることは、あらゆる方法で誰にでも知らされる時代になりましたが、あえて
そういう情報には頼らず、自分の感じる力を信じ、“気配”を感じて日々過ごしてみると、いつもと違う積極的な梅雨の楽しみ方もできるかもしれません。
 
雨と傘.jpg

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