• 2009-02-15 22:20:29
  • ウイスキー×チョコレートの相性って?
今年のバレンタインデーは土曜日でしたが、週末をいかがお過ごしでしたか?

テレビなどでは、チョコレートの中に焼酎を入れた焼酎ボンボンや、チョコレート風味のビールなどが多く取り上げられていました。
でも、お酒とチョコレートって本当に合うのでしょうか?

一口にお酒といってもたくさんの種類があります。
お酒の世界、そしてチョコレートの世界も奥が深いですが、今回はいつでも気軽に楽しめる、コンビニやスーパーなどでも買えるお馴染みのお菓子「ウイスキー・ボンボン」から、お酒とチョコレートの相性とを探ってみたいと思います。

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ウイスキー・ボンボンはご存知の通り、砂糖製の殻でウイスキーを包み、外側をチョコレートでコーティングしたお菓子です。
一口サイズのチョコレートを「ボンボン・ド・ショコラ」、「ボンボン・オ・ショコラ」、「ボンボン・ショコラ」と呼びますが、ウイスキー・ボンボンはこの仲間です。

ウイスキー・ボンボンは、内側のウイスキーと外側のチョコレートとの組み合わせでできているので、食べていく際に刻々と変化する味と、味の豊かさが魅力です。

そのときの大切なのは「甘味」、苦味」、「酸味」、「渋味」、「香り」のバランスと、最後の「カカオのほろ苦さ」です。

このバランスを生み出すのは、ウイスキーとチョコレートとの組み合わせなのですが、この2つを結びつける要素のひとつとして、共通した素材の持ち味があるようです。


チョコレートの素材と言えば、カカオ豆。
数種類をブレンドしてオリジナルの味を生み出すことは、香水の調合に似た作業とも言われます。
出来上がったチョコレートは、カカオマス、カカオバター、糖類、乳成分などのバランスによるおいしさ、スムースな口どけ、カカオ豆を炒ったときに生じる芳香、カカオマスに含まれている苦味成分、ポリフェノールなどが合わさって味わい豊かな食べ物になります。

モルトウイスキーは原料に麦芽を使った蒸留酒。
麦汁を酵母によって発酵、何度も蒸留を繰り返し、木樽の中で長期熟成させて作ります。
蒸留したては無色透明ですが、長期熟成期間に樽からポリフェノールと甘い香りが溶け出して、琥珀色の香り豊かなウイスキーへと変わります。

チョコレートもウイスキーも原料が農作物のため、地域それぞれの特徴の他やその年の気候に影響され、味が変わってしまうという、生き物ならではの「呼吸」を持っています。

また、ポリフェノールの苦味成分と甘い香りという、共通した要素を持つウイスキーとチョコレートが組み合わさり、相乗効果が生まれて一層おいしさが引き出されるというわけです。
つまり、これが相性のよさを作り出しているのです。

そして、
コクと爽快な果実香が漂うウイスキーには、甘く柔らかな風味のチョコレート…
まろやかで深みがあるウイスキーには、ミルクチョコレートなど風味のバランスがいいチョコレート…
燻した香りや薬香など強い香りがあるウイスキーには、ビターでコクのあるチョコレート…

というように、さらに踏み込んだ相性の良し悪しは、お互いの個性で決まります。
でも、人と人との相性のように、食材の相性ももっと複雑で深い関係にあることも確かですよね?
「似たもの同士」が仲良くなりやすいのはわかりやすいのですが、「凸凹コンビ」、「ケンカするほど仲がいい」、なんてことばがあるように、何千、何万という出会いの中から選ばれる「パートナー」は実は意外な存在、ということもあるはず!

まずは先入観にとらわれずに、豊かな味、香り、口の中でのとけ方、風味、変化などを、目や舌や耳や鼻や手などに感じて、ゆっくりじっくり楽しんでみることが、絶妙なウイスキーとチョコレートの相性を探し出すことになるのでしょう。

それぞれ別の背景や時間を重ねてきたものが、ひとつにまとまり、最後に口の中で溶け合う…そんな様々な出逢いに思いを馳せながら、ウイスキー・ボンボンを味わってみるのもおススメです。


ウイスキー・ボンボン.jpg

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