• 2009-02-01 22:59:49
  • 恵方巻でもっとハッピーに!
節分は、暦の上で春を迎える立春の前日にあたるので、一年の災いを払うための厄落としとして行われている年中行事です。
節分はもともと宮廷で行われていた「追難(ついな)」という行事と、寺社で行われていた「豆打ち」の儀式が融合したものだという説があるようです。
この節分、つい最近まで「鬼は外、福は内」のかけ声とともに行う豆まきや、戸口に立てる柊の枝と鰯の頭が定番だったのですが、
そこに「恵方巻」が全国的に急速に加わったのはみなさんも実感されていることではないでしょうか。

恵方巻自体はもともと大阪を中心とする関西地方の習慣ですが、コンビニで販売されるようになって全国で販売促進キャンペーンが行われるようになったのが日本全国に拡大した理由だといわれています。
現在ではコンビニはもちろん、スーパーもチラシや特設コーナーを使って大々的に恵方巻を売り出していますよね。
通常の巻寿司と変わらない太さのものもあれば、海老やカニなどの高級食材をふんだんに巻き込み、大人でも一口でかぶりつけないほどの特大サイズまであるそうです。

さて、恵方巻をいただくには、ほんの少しのルールがあります。
それは節分の夜、無言で毎年ある決まった方角を向いて恵方巻を「丸かぶり」すること。

考えてみれば、何とも不思議な光景だと思いませんか?
1年に1回
それも夜に
皆が決まった方角を向いて
誰とも話をしない静寂の中
一個まるまる、口を大きく開けて豪快にかぶりつく行為…
普段なら「えっ?」と思いたくなるような食事の仕方です。
それは普段とは異なる、言ってみればちょっぴり非日常的な体験です。

よく見れば少しだけ豪華版の太巻き、という気もしないでもないのですが、恵方巻がこれほどまでに全国で受け入れられたことの理由に、
おそらく食べ方のルールがある、ということが関係しているのではないでしょうか。
つまり、決められた日時に、決まった食べ方、それも普段はやらないような、をしなければハッピーになれない、
という食べる側の主体的な関わりが必要になるということです。
主体的な関わりとは、自分で意識的に感じたり、気付いたり、願ったり、行動したりすることです。


普段はただの太巻き。
でも2月3日には幸せを運ぶ恵方巻。
ハッピーは特別な場所にあるばかりではないのかもしれません。

気持ちの持ち方・持たせ方で、それは意外と身近にあるのかもしれませんね。

巻寿司.jpg

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